チタン材料
チタン材料の概要
純チタン1種・2種、6AL4V合金、Pd合金
板、棒、パイプ、アングル、フラットバー、継手、ボルト、ナット
加工技術・用途
シャーリング、バンドソー
その他レーザー、ウォータージェット、プラズマ、NCタレットパンチ等の加工および各種機械加工は、長年の取引関係にある協力会社にて実施。
チタンの特徴
チタン化学記号”Ti”で表される元素で、銀配色の軽量金属です。
一般的な金属である鉄と比較して約半分の重さとなり軽いだけではなく鉄と同等の強度を持っている金属です。
チタンの特徴について
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01
軽量で強度が高い
チタンは軽量素材でありながら強度が高いため、航空機・自動車・自転車などの
軽量化に貢献しています。 -
02
耐食性・耐熱性が優れている。
チタンは酸化被膜を形成し、耐食性が高いため、海水や塩食環境でも優れた耐食性を発揮します。 (海水では白金につぐ耐食性を持っています。)
また高温化でも強度を維持するため、エンジニアリング部品や医療器具などの高温耐性が求められる用途に適しています -
03
高温に強い
チタンは高温に強く、熱に負けずに強度を保てます。
そのため、航空宇宙や原子力発電所などの高温環境での 利用が期待されています。 -
04
生体適合性が高い。
チタンは生体適合性が高く、また体内でも変色や錆びなどの影響を 受けませんそのため人工骨や歯科インプラント、人口関節の材料として使用されるなど医療分野でも広く利用されています。 -
05
電気伝導率が良好
チタンは優れた電気伝導率を持っているため、電子部品や半導体などの用途にも利用されます。 -
06
見た目が美しい
チタンは独特の質感があり、金属的な光沢やグレーの色調が非常に美しく、高級感があります。
また優れた表面処理技術を持っていることから、輝きや色合いが美しく高級腕時計やジュエリー・アクセサリー、ファッション製品などのデザイン性を 高める素材としても人気があります。
以上のように、チタンは軽量で強度が高く、耐食性や高温に強い、美しいという特徴を持っています。
そのため、多様な産業分野で使用されており、今後もますますその活躍の場が広がっていくことが 期待されています。