ステンレス材料・アルミ材料
ステンレス材料の特徴
ステンレスとは鉄(Fe)をベースに炭素を1.2%以下、クロムを10.5%以上含ませ、腐食に対する耐性を持った合金鋼です。
一般的な特徴として耐食性が注目されますが、これは英語名はstainless steelといい、「錆びの少ない鋼」という意味のstainlessが語源となります。
錆にくい鋼と言われるステンレスですが、
これは、ステンレスの表面を覆う酸化皮膜のお陰なのです。
この皮膜は一般的に不動態皮膜と呼ばれ、ステンレスの成分に含まれるクロムが大気中の酸素に酸化されることにより生成されます。
生成された皮膜は極めて薄く、1μの100分の1以下です。
従って、機械的には、容易に破壊されますが、酸素や水などに触れると直ちに修復され、耐食性を保持されます。
現在は日用品から産業用に至る幅広い分野でステンレス鋼が使われており、
分野においても種類の違うステンレスが使われています。
アルミの特徴
アルミニウムは多くの性質をもつ金属で、常温常圧で高い熱伝導性・電気伝導性を持ち、
加工性がよく、空気中では表面にできた酸化皮膜により内部が保護される為、高い耐食性を持ちます。
最も大きな特徴はその軽さであり、鉄と比較して約1/3の重さから、
自動車や飛行機の部品など様々な用途に使用されます。
高い熱伝導性は鉄の約3倍であり、熱しやすく冷めやすいという特徴があります。
その為、鍋などの調理器や冷暖房機器、エンジン部品でも活用されます。
またアルミの融点が約660℃と金属の中では相当低く、鉄(約1,530℃)や銅(約1,080℃)に比べると溶解しやすい金属です。
その為、金型など鋳造加工などでよく使われます。
一円硬貨 や アルミ箔 、缶( アルミ缶 )、 鍋 、 外構 、 エクステリア 、建築物の外壁、道路標識、 ガソリンエンジン の シリンダーブロック 、 自転車 の フレーム や リム 、パソコンや家電製品の筐体など、さまざまな用途に使用されているアルミですが、
大抵はアルミニウム合金としての利用が多く、
アルミ自身は強度が弱いため、加工後の製品に求められる耐久性を満たせない可能性があり、そこでアルミの欠点を補うために様々な合金成分を加えたアルミ合金が生み出され、用途に合わせて使い分けられるようになりました。
加工技術
当社では様々な技術を持つ協力会社様との提携のもと、多種多様な加エニーズに対応しています。
材料から製品加工まで、お客様のご要望にお巻えします。
ぜひ当社にご用命下さい。
▶営業品目
■ 販売
- ステンレス鋼材
- 板・棒・線・アングル・フラットバー
- ステンレス管
- 継目無管・溶接管・角管・異形管
- ステンレス鋳鍛品
- ポンプ・バルブ・その他鋳放品
- ステンレス溶接継手
- エルボー・チーズ・ジョイント・レデューサー等
- ステンレス金網
- 金網・加工品共
- ステンレスねじ部品
- ボルト・ナット・ニップル・ソケット・ユニオン等
- ステンレス厨房器具
- 流し台・台所廻り品等
- ステンレス溶接棒
- 電気・ガス溶接棒・ハンダ・溶接材
■加工
- 切断加工
- シャーリング・バンドソー・スリットレベラー
- 研磨
- 各種研磨(HL、鏡面等)
- S.P.V.
- ビニールコーティング
- 機械加工
- 旋盤、フライス、孔明け等機械加工
- 製缶板金
- 化学機器・槽ならびに折り曲げ
- 鋳造加工
- 各種鋳造品
- 鏡板加工
- 各種鍛造品(型打鍛造等)
- その他